【プルシェンコを読み解く必須アイテム】

 プルシェンコを読み解くための【三大バイブル】を。

 1つ目が、【ヤグディンによる自伝】です。

 ソルトレーク五輪で歴史に残る名演を披露し、
 世界を魅了したヤグディンの自伝です。
 
 史上最高のライバルとして
 もっとも間近にプルシェンコを見てきた選手です。

 ソルトレークはロシア勢によるつぶし合いとも言える
 本当に過酷な五輪でした。
 プルシェンコはショートプログラムで四回転ジャンプに失敗、
 ヤグディンに遅れを取り、
 そのまま銀メダルに終わりました。

 首から銀メダルを下げて表彰台で立ち尽くすプルシェンコは
 ただ独り、そこで世界の終わりを見つめているようでした。
 
 この熾烈なソルトレーク五輪後に
 ヤグディンによって描かれた裏舞台、
 感情のよどみや流れの数々。
 垣間見える駆け引き。

 ソルトレークでの挫折を経て
 トリノにおけるプルシェンコの飛躍を理解するに余りある自伝です。

 次に挙げる本同様、
 ロシア勢の強さの本質に触れることができる一冊でもあります。
 お薦めです。


 2つ目は【フィギュア王国ロシア】

 その名の通り、ロシアがいかにして
 フィギュア王国になり得たのかを解き明かしています。

 プルシェンコがどのような環境で生まれ育ち、
 当然に身につけたと思われるがちな王者の資質が
 どのように養われたのか。

 骨太の理解をしたい方にお薦めです。

 これから現れるであろう未来のプルシェンコ、
 さらなる逸材を読み解く上でも必須の一冊です。


 そして最後に、【トスカ〜ミラノ・スカラ座上演〜】

 ご存じ、ショートプログラムでただ一人、
 90点台の高みにつけるにいたった曲です。
 エキシビジョンもsex bombをさしおいてこの曲が選ばれました。

 プルシェンコを惹きつけたこの曲を理解するには、
 ただ本物の触れるだけで十分です。

 言葉による説明の要らないプルシェンコの演技にふさわしい、
 言葉による説明の要らない本物の演奏です。
 
 ミラノ・スカラ座の真骨頂を味わってください。

【スポーツ】 | 12:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【プルシェンコ、エキシビジョンでさらなる飛躍】

"Evgeni Plushenko(エフゲニー・プルシェンコ)"の
エキシビジョン、いかがでしたか?

おそらく多くの人びとが例の
"Tom Jones(トム・ジョーンズ)"の
"Sex Bomb"を期待していたと思います。

しかし、耳朶に響いてきた生演奏、その曲は、
ショートプログラムと同じく
"Puccini(プッチーニ)"の"La Tosca(トスカ)"でした。

#荒川静香選手が金メダルを手中にした
#"Turandot(トゥーランドット)"もプッチーニでしたね^^

ショートプログラムでは音楽とリズムがズレるところは
演技が少し制限されているきらいもありましたが、
エキシビジョンではそんなものは一切無く、
プルシェンコの真骨頂を垣間見た気がします。

金メダル実況の刈谷アナをして
解説放棄せしめるほど、名演技でした。

荒川選手の演技同様、
フィギュアスケートがなぜ「華」と呼ばれるのか、
説明不要の演技でした。

しかしですね、、、金メダル獲得後、
追突事故に遭いながらもロシアに帰って
熱心にエキシビジョンの練習をしていた彼ですが、
ロシアからの放送を見る限り
その練習風景は「椅子」の足をがっちり掴んで
リンクに突っ伏している映像でした。。。

あの映像を見たとき、
「あっ、肉襦袢越えを狙ってるなこやつめ」
などと期待を膨らませたのは私だけではないでしょう。

あの椅子は一体いずこへ…?
【スポーツ】 | 07:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

【メール騒動で読み解く民主党の危機管理】

元東京地検特捜部長である河上和雄氏は
危機管理、非常事態における『時間かせぎ』の
鉄則について以下のように語ります。

『権限を持っていない人間が出ていけば、
 仮に口を滑らせてしまっても、
 後でいくらでも引っ繰り返すことができるのである。』

情報が本物であるなら、
情報を小出しにする理由も
出し惜しみをする理由も見当たらない民主党です。
俄然、形勢が不利になっています。

しかしながら、
危機管理の鉄則だけは忘れていないようです。

本日は朝から肩書きだけはあるけれど
何の権限も持っていなければ情報も持ち合わせていない
櫻井充議員を各メディアに出演させています。

櫻井議員は繰り返します。

「〜と聞いております」
「〜と思います」
「私は現場の人間ではないので〜」

これでは何の言質も取られません。
お見事です。
しかし、上に述べたように
これは『時間かせぎ』の鉄則です。

メール騒動の行方はどうなるのかわかりませんが、
色々な戦術、戦略を学ぶことができる
良い機会になると思われます。
【国内政治】 | 11:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【プルシェンコ、孤高の新王者】

銀メダル選手と銅メダル選手が
表彰台を降りようとしたとき、
"Evgeni Plushenko(エフゲニー・プルシェンコ)"選手は
すでに花束を振りかざし、
ロシア国旗に身を包んで"victory lap(ウイニングラン)"を
始めていました。

連日オリンピックに釘付けな方も
いらっしゃるかと思います。
日本代表はメダルに届かない日々ですが、
それでも舞台はオリンピック。
各所で世界一を目指した渾身の
ガチンコ勝負が続くので
ついつい見入ってしまいます。

中でもプルシェンコは凄かったですね。
"Alexei Yagudin(アレクセイ・ヤグディン)"が
プロ転向した後はもう、
ライバル不在でまさに孤高の王者です。

今回も
"near-flawless performance(ほぼ完璧な演技)"を
見せつけ、
ショートプログラムが終わった時点で
皆が彼の金メダルを確信したと思います。

ソルトレーク五輪では
ヤグディンが涙ながらに喜ぶ横で、
まさに"stone-faced(無表情な)"まま
立ち尽くす姿が印象的でした。

私は男子スケートを昔から
見ていたわけではないので
プルシェンコの第一のイメージは、
「"sex bomb"の曲に合わせて金色のブリーフ一丁で
 エキシビジョン会場を盛り上げる粋なヤツ」
と、少しズレています(笑)。

実際、今回もプルシェンコのエキシビジョンを
心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
今回もおそらく、観客席に飛び込むでしょうし。

引退の噂もありましたが、
次の五輪も出場を明言しました。

そんな世界王者、
"Evgeni Plushenko"の名前は
是非おさえておいてください。
【スポーツ】 | 12:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【臓器売買合法化論(下)】

 - 今回は教材記事です。
 - 日本文の中で気軽に時事英語を味わってください。

米国の二人の医師が、
増え続ける臓器需要に対処するために
"kidney(腎臓)"などの臓器売買を
"legalize(合法化する)"べきだとの
提言をまとめました。

二人は、
"donor pool(ドナープール / 臓器提供者リスト)"を
増やそうとする医学界の試みが失敗に終わっていること、
その一方で、
"organ sale(臓器売買)"が行われている
"black market(闇市場 / ブラックマーケット)"が
活況になっている事実を指摘します。

臓器売買を合法化することは
"remain a taboo(依然としてタブーである)"けれども、
"legalization(合法化)"を考慮すべきである、と。

しかしながら、イギリスの専門家たちは
このような合法化論は不必要な議論であるとし、
例え合法化することになっても
"exploit the poorest section
(社会の最貧困層を搾取する)"だけであると指摘します。

イギリス国内だけでも、
年間400人が臓器提供を受けることなく
この世を去っています。
"13m(1,300万)"もの人々が
ドナー登録をしているのに。

どうしてこのような
ミスマッチが発生するのでしょうか。

ドナー登録の責任機関によると、
"the bereaved families(遺族)"の方々が
"donor's intention(ドナーの意思)"を
知らないことが原因となっているようです。

臓器提供をしたいという
ドナーの意思を知らない遺族は、
亡くなったドナーの体から
臓器を抜き取られることを嫌います。

また、先述の二人の医師も
臓器売買の合法化に関して
二つの壁を指摘します。

一つは、"ethical(倫理的な)"問題。
もう一つは、"the third world(第三世界)"にとって
非常に"exploitative(搾取的)"になる問題。

仮に今、
"unfettered global market
 (足かせのない自由な世界市場)"が誕生すれば、
この二つの問題が噴出します。

"unable to find a suitable donor
(自分に合ったドナーを見つけることができない)"でいる
"blood cancer(血液癌)"患者などは、
"organ match(適合ドナー)"となる
"bone marrow donors(骨髄ドナー)"が
闇市場に存在している可能性もあります。

闇市場に光を当てて制度化すれば、
臓器提供者不足に泣かされている人々が
救われるだろうと、二人の医師は締めくくります。

【科学】 | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【臓器売買合法化論(上)】

臓器売買を合法化しようとする動きは
今に新しいものではありません。

需要と供給のミスマッチが存在する限り
こういう動きは無くならないでしょう。

臓器売買を"legalize(合法化する)"にあたって、
二つの壁が存在するようです。

一つは、"the third world(第三世界)"が
ターゲットにされてしまうこと。
もう一つは、倫理的な問題。

"black market(闇市場)"で登場する
"organ donar(臓器提供者)"は
決まって第三世界の貧困層です。

腎臓売買はパキスタンではとても
"lucrative(儲かる)"ビジネスだと、
公然とインタビューに応じながら
手術跡を見せるパキスタン人男性の姿は、
とても物悲しいものがありました。
  
売買を認めるとなれば当然、
商品価値を見極めるために
商品に厳しい視線が注がれます。

非喫煙者で既往症のない若者の臓器は
さぞかし高値が付くことでしょう。

Rh-の希少な血液型の臓器は
高騰すること間違いないでしょう。
  
善悪の判断、倫理規範は
人によって、社会によって、
時代によって、それぞれ異なります。

しかし、譲れない一線は
確固として存在していて欲しいです。

まぁ臓器売買の合法化をするまでもなく
臓器提供者の数を増やせば解決する問題らしいので、
不発続きのPR活動にどなたか決め手を考えてください。
【科学】 | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【バレンタイン嫌いの日本女性】

 - 今回は教材記事です。
 - 日本文の中で気軽に時事英語を味わってください。

どうして日本の女性は
"dislike Valentine's Day(バレンタインデーが嫌い)"
なのでしょうか。

日本以外の国の場合、女性たちは
バレンタインデーに男性から
"sign of affection(好意の気持ち)"として
花やチョコレートなどをプレゼントされたがっています。

しかし、日本では
"things are different(事情が異なります)"。

日本の場合、普段接している男性に対して女性のほうから
チョコレートをプレゼントしなければならないのです。

このチョコレートは
"Giri choco or obligation chocolate(義理チョコ)"と呼ばれ、
一大ビジネスとなっています。

この習慣は、今から40年前に
日本の大手チョコレート会社によって作り出されました。

贈答文化でも人間関係を築く日本では、
この義理チョコ文化も会社生活に
"entrench(根付く)"ことになりました。

しかしながら、最近行われた調査によると、
七割の"female company worker(女性会社員)"が
この義理チョコ文化が終われば良いのにと思っています。

もちろん、男性のほうはといえば、
まだまだ義理チョコ文化が続いて欲しいと思っています。

"female boss(女性上司)"という存在が
ほとんど見受けられない日本企業では、
バレンタインデーになるとこのような
"social dilemma(社会的ジレンマ)"が
顔を覗かせることになります。

一部男性たちは"White Day(ホワイトデー)"に
プレゼントを送り返すことでこのジレンマを解消します。

ホワイトデーには男性は女性に
"marshmallows(マシュマロ)"などをプレゼントします。

このホワイトデーもバレンタインデー同様、
"confectionary firms(製菓会社)"が巧みに
作り出した習慣です。

ホワイトデーにはブラジャーやパンティーなどの
"lingerie(下着類)"さえも
"popular gift(人気のある贈り物)"になってしまいます。

【英字新聞】 | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【河上 和雄】

初めて河上和雄氏を知ったのは、
1995年、オウム真理教施設に強制捜査が入ったときです。

当時のマスコミはどの局も腫れ物に触るかのように
本当に当たり障りのないことばかり言っており、
上九一色村にあるオウム真理教施設の青山弁護士との中継でも
終始彼に押されっぱなしでした。

しかし、何気なく見ていた日本テレビでは、
その青山弁護士に対して
「とても弁護士とは思えませんね」
など、ひとり真っ向から厳しい口調で
対峙しているおじさんがいました。
それが、河上和雄氏でした。

私も当時の風潮にどっぷり染まっており、
公の場でオウム真理教を責め立てるなど
タブーもタブーだと思っていたので、
一視聴者ながら面食らって言葉もありませんでした。
青山弁護士も面食らっていたようでした(笑)。

河上氏の経歴を知ったのは
それから少し後になってからのことなのですが、
東京地検特捜部長という歩みを知り、
改めて青山弁護士に対する
あの厳しい態度を重ね合わせて考えてみると、
「そりゃそうだろなぁ…」のただ一言でした、感想は。

こういう人間が特捜の取り調べをしているのなら、
日本も安泰だなと、妙な納得もしました。

河上氏の著作と読むと
検察にも媚びへつらいごますりの世界があるようなので、
手放しに安泰だな、などとはいかないようですが。

そんな河上和雄氏の人生観が少し垣間見える語録です。
まとまりがなくちょっと分量が多くなりましたが、
お時間のある方、いかがでしょう。

→【河上 和雄の世界
【その他】 | 12:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【高失業率?低失業率?】

ドイツの"jobless rate(失業率)"は"surge(急上昇)"し
"latest figures(最新の数字)"で12.1%(2006年1月)になりました。

フランスの失業率は昨年末時点で9.6%です。
来年の大統領選を目指す
"Dominique de Villepin(ドミニク・ドビルパン)"首相が
頑張っています。

日本はといえば4.4%(2005年12月)です。
バブル崩壊後の最悪期でも、
年率5.4%(2004年)が一番の底でした。
  
社会インフラの違いを切り捨てて
数字だけで単純比較するのは少々乱暴なのですが、
今の日本が欧州国家のように失業率二桁になったら
社会はどう動くのでしょうか。
  
失業率二桁社会を経験した人間は
今の日本にはほとんどいないので、
やはりどうにも予測不可能です。
ただ、暗くなりそうな確信だけはありますが。
 
同じ比較想像をするなら、
フランスやドイツが今の日本のように
失業率4%台になったほうを想像するほうが
何となく楽しくて良いですね^^

今回の時事英語は
→【ドイツ経済、波に乗りきれず
【経済全般】 | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【金城武と人生観】

金城 武といえば、安倍晋三官房長官とともに
Newsweek誌のWHO'S NEXTに
わずかに二人選ばれた日本人の一人です。

数カ国語に通じ、俳優のみならず
歌手やモデルとしても身を立てているところは、
まさに"versatile(多才)"そのものです。

"Hugh Riminton(ヒュー・リミントン)"との
CNNインタビューで、
人生観や映画観を自分の言葉でとても率直に披露しています。

日本人の父親と台湾人の母親のもとに生まれ育ったため、
台湾人からは「お前は日本人だ!」と、
そして日本人学校では「お前は台湾人だ!」と
虐められたそうです。

そのような板挟みの経験は、
"not quite at ease with their world
(世間と全く折り合いがつかない)"という役柄を
演じる際にとても役立ったのではないかとの質問を受けますが、
彼自身はそれを否定しています。

「神様、もう少しだけ」というTVドラマで
初めて彼の演技を見たときの私の感想は、
「うわっ、濃い!」でした。

もちろん「顔が」という意味ではなく、
「TVよりは映画の人だな」との感を持ちました。

バラエティもTVドラマも控えめで
映画を中心に歩んできた彼の経歴を見ると、
「ああ、やっぱり映画の中で育ってきたんだなぁ」と
勝手な納得をしてしまいます。

「映画とドラマの違い」は定期的に顔を覗かせるテーマです。

日本のTV番組では人気を博している木村拓哉が
映画に出演するときには必ずといって良いほど、
「映画に求められる演技力とドラマに求められる演技力」の話を
耳にしているように思います。

私自身も知らず知らず「何とかの人」に
なってるのかなと、ふと考えてしまいました。

「映画の人」でも「ドラマの人」でもないことだけは
間違いないですが…。

皆さんは「何の人」になりそう(or なりたい)ですか?


今回の時事英語はこちらまで→【金城武、インタビュー
【アジア】 | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x) |