【カナダの憂鬱なクリスマス】

カナダと言えば、メイプルリーフ。
世界で2番目に大きな国土には雄大な自然があふれ、
いくつもの世界遺産を擁する国家です。

国民性にもどこか余裕を感じさせるイメージがありますが、
政治面では起伏、刺激に満ちています。

ケベック州の独立国家化騒動を
覚えている方もいらっしゃるでしょうし、
1993年の総選挙では当時の与党だった進歩保守党が
169議席から2議席へと、
ダイナミックに議席を減らしたりしています(笑

この時期に不信任案が可決されたことで、
クリスマス、大晦日、元日までもが選挙活動期間という
異例の事態になってしまい、
国民も妙な気分で年を越すことになりました。
【英字新聞】 | 10:25 PM | comments (x) | trackback (x) |

【中央銀行の独立性】

今日は日本銀行の政策について触れました。

「日本銀行は行政か?」ということが真剣に議論されるほど、
中央銀行の独立性は難しいテーマです。

自民党の中川秀直政調会長が過激な発言で
日銀の独立性を否定しましたが、
一方で、独立性指数が高い中央銀行ほど、
物価を安定させることに成功しているという研究結果も
厳然として存在します。

そもそも日銀法第二条にある
「物価の安定を図ることを通じて
 国民経済の健全な発展に資する」という
目指すべきところは政府も日銀も同じだと思うのですが…。
現実の政策運営の難しさが垣間見えますね。
【国内政治】 | 07:29 PM | comments (x) | trackback (x) |

【カミソリ後藤田、カミソリ藤原美智子】

後藤田正晴氏の著書と言えば「政と官」が有名ですが、
今回は「二十世紀の総括」からの抜粋です。

おおざっぱに言えば宮澤喜一氏や野中広務氏に近い考えの人ですが、
「カミソリ」という枕詞が冠されるほどですから
行動録は揺るぎない信念に満ちていますね。

先日upした【藤原 美智子の世界】の中の一節がよみがえります。

『自分の中に揺るがない基準があるので迷いがない』

これは「シャープな女」の説明の一つです。
「シャープさ」と「カミソリ」。
どことなく相似形に感じられたひとときでした。
【その他】 | 10:15 PM | comments (x) | trackback (0) |

【英雄のほころび】

クローンなどという話題はちょっと前までは
科学記事やSFという、
きわめてマイナーなカテゴリー内だけの話でした。

ですが、今回職を辞したソウル大学の黄禹錫氏の業績(?)も含め
数々の飛躍的発展にともない、
今では倫理や社会、政治経済すべてに
密接にかかわる話題となりました。

今ではすっかりバカの壁のおじさんに成り下がり(?)ましたが、
養老孟司も昔は良いことを言ってました。

 「実際に生物学が進んでいる方向は、
  生物学者一人ひとりに聞いたらそのようなことは絶対に言わないが、
  生物学の歴史をある客観性をもって見たときには、
  人間の操作に向かって黙って進んでいるのだと考えている」

たしかに人類の操作に向かっています。
あと半世紀のうちに、
さらなるブレイクスルーがあればより一層、
そういう世界に近づいていることでしょう…想像したくないですが。
【アジア】 | 10:17 PM | comments (x) | trackback (x) |

【集団的自衛権と個別的自衛権、その無意味な区別】

BBCだから、あるいはCNNだからということではなく、
やはりしがらみのない海外メディアだからこそ
Coolな日本分析ができるのでしょうか。

「自衛権が集団的か個別的か、
 この議論はもはや過去の議論である。」
桝添要一議員らだけでなく、
野党第一党民主党党首の前原誠司議員までもが公言しています。

憲法改正が次の選挙で信認されるかどうかという議論を見るにつれ、
本当に時代の変遷を感じますね。
【国内政治】 | 10:25 PM | comments (x) | trackback (x) |

【ザ・自民党】

自由民主党は奇跡といって良いほどの
驚くべき生存本能を持つ政党です。
官僚から財界人、地方政治家までをも見事にまとめ、
幾度となく党存亡の危機を乗り越えてきました。

そしてこのたび、結党50周年を迎えました。
節目にあたっての目玉はやはり、新憲法草案です。
BBCももっぱらこの草案に注目しており、
中国、韓国からの反発を懸念しつつも、
米国に作られた憲法の矛盾点を冷静に指摘しています。

しかし…、杉村太蔵議員はいつのまにか
重要な戦力になってますね。
【国内政治】 | 11:30 PM | comments (x) | trackback (x) |

【外交漂流】

『国家の罠』で有名な佐藤優氏の言葉を借りれば、
現在の対露外交の行き詰まりはまさに、
「外交漂流」なのでしょうか。

ロシアとのコネクションは彼と鈴木宗男氏、
そして彼の上司であった東郷和彦氏しか持っていませんでした。
彼らが追い出された後は絵に描いたような人材難、とのこと。

対露外交については川奈提案の頃が最も脂が乗っていましたね…。
【国際政治】 | 10:25 PM | comments (x) | trackback (x) |

【日露関係の未来】

日本では「北方領土」、
ロシアでは「南クリル」として知られている
風吹きすさぶ小さな島々を巡り、
日ロ間で争いが続いています。

この領土問題が原因で、
日本とロシアは20世紀の大半にわたり友好な関係を築けず、
平和条約締結にも至っていません。

意外かもしれませんが、ロシアと日本との間には
第二次大戦に終止符を打つ平和条約は締結されていません。
  
「北方四島が返還されない限り和平条約は締結しない」
という日本側の言葉にもあるように、
原因は北方領土問題です。

逆に、北方領土問題さえなければアメリカ以外で
これほど良好な外交関係を築けそうな隣国も珍しいです。

ロシアの天然資源や未開拓市場へのアクセスに対する日本企業群の対ロ投資、
ロシアのWTO入り支援に対する日本の常任理事国入り支援等々、
これほど多数の軸でWin-Winの関係が結べるのは
外交上素晴らしいことだと思います。

歴史問題を巡る感情的な縺れもありません。
  
BBCやCNNでは領土問題の対立がクローズアップされがちですが、
私は割と楽観的に捉えています。

領土問題だけが原因でその他全部のWin-Winの実利を損なうような、
そんな勿体ないことはしないでしょうし。
【国際政治】 | 10:27 PM | comments (x) | trackback (x) |

【まぐまぐ新作ランキング】

創刊以来続けてきたメールマガジンが
まぐまぐの新作メールマガジンランキングで2位になりました。
語学系では見事に1位に。

広告合戦とは距離を置きながら地味に続けていたので、
購読してくださった方々には感謝感激です。
一層充実したメルマガとなるよう精進いたします。
【その他】 | 10:23 PM | comments (x) | trackback (x) |

【米韓事情】

ブッシュ大統領は韓国の慶州で行われた共同記者会見で、
『適切な時期』が来るまでは北朝鮮の求めている軽水炉を
供与しない考えを明らかにしました。

「適切な時期」とは、
「検証可能な形で核兵器・計画の放棄が完了した時期」です。

韓国はアメリカ、イギリスに次いで3番目の規模で
イラク派兵に貢献していますが、
アメリカとの関係は派兵当時ほど良好ではなくなっており、
すれ違いが透けて見える記者会見となりました。
【国際政治】 | 11:26 PM | comments (x) | trackback (x) |