一足遅い「春」

日本語圏ではないメディアのニュースを見ていると
日本での報道とは少し異なる世界があり、
語学の鍛錬云々を抜きにしても接する楽しさがあります。

たとえば、今回のユーロ危機について。
日本で報道されていることといえば、
ギリシャのやる気が見えないので
ドイツなどが救済に難色を示していること、
リーマンショックの亡霊が闊歩している、
ますます円高懸念だ、等々。

でも、BBCをちらちらっと見てると、
"Japan may consider being part of Greece bailout plan"
など、日本が金出してくれるかもしれないぞ、みたいな。
IMFとEUの緊急融資に日本も参加か、と。
財務大臣の安住淳氏がその可能性に言及したそうです。

同じ事象も日本とユーロではその受け取り方が違ってきますから
結果、その温度差が日々のニュースにも反映されます。

基本的にニュースの元になる事象、発言は同じなのですが、
日本語圏メディア向けと海外メディア向けで
明確に発言を使い分けてる人もいるのでまた興味深いです。

発言内容については割愛しますが、
ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏は海外向けには
過激な主張を繰り返していた記憶があります。

さてそんな海外の目ですが、
BBCの場合は今はサウジアラビアのニュースが
もっともアクセスが多いようです。

女性は車の運転を禁止されているのですが、
それに違反していたある女性に
ムチ打ち10回の刑が言い渡されたと。

サウジといえばアブドラ国王が女性の参政権を認めたばかり。
この女性も遅れてきた「春」が救ってくれるのでしょうか。
【英字新聞】 | 02:55 AM | comments (x) | trackback (x) |