一足遅い「春」

日本語圏ではないメディアのニュースを見ていると
日本での報道とは少し異なる世界があり、
語学の鍛錬云々を抜きにしても接する楽しさがあります。

たとえば、今回のユーロ危機について。
日本で報道されていることといえば、
ギリシャのやる気が見えないので
ドイツなどが救済に難色を示していること、
リーマンショックの亡霊が闊歩している、
ますます円高懸念だ、等々。

でも、BBCをちらちらっと見てると、
"Japan may consider being part of Greece bailout plan"
など、日本が金出してくれるかもしれないぞ、みたいな。
IMFとEUの緊急融資に日本も参加か、と。
財務大臣の安住淳氏がその可能性に言及したそうです。

同じ事象も日本とユーロではその受け取り方が違ってきますから
結果、その温度差が日々のニュースにも反映されます。

基本的にニュースの元になる事象、発言は同じなのですが、
日本語圏メディア向けと海外メディア向けで
明確に発言を使い分けてる人もいるのでまた興味深いです。

発言内容については割愛しますが、
ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏は海外向けには
過激な主張を繰り返していた記憶があります。

さてそんな海外の目ですが、
BBCの場合は今はサウジアラビアのニュースが
もっともアクセスが多いようです。

女性は車の運転を禁止されているのですが、
それに違反していたある女性に
ムチ打ち10回の刑が言い渡されたと。

サウジといえばアブドラ国王が女性の参政権を認めたばかり。
この女性も遅れてきた「春」が救ってくれるのでしょうか。
【英字新聞】 | 02:55 AM | comments (x) | trackback (x) |

【バレンタイン嫌いの日本女性】

 - 今回は教材記事です。
 - 日本文の中で気軽に時事英語を味わってください。

どうして日本の女性は
"dislike Valentine's Day(バレンタインデーが嫌い)"
なのでしょうか。

日本以外の国の場合、女性たちは
バレンタインデーに男性から
"sign of affection(好意の気持ち)"として
花やチョコレートなどをプレゼントされたがっています。

しかし、日本では
"things are different(事情が異なります)"。

日本の場合、普段接している男性に対して女性のほうから
チョコレートをプレゼントしなければならないのです。

このチョコレートは
"Giri choco or obligation chocolate(義理チョコ)"と呼ばれ、
一大ビジネスとなっています。

この習慣は、今から40年前に
日本の大手チョコレート会社によって作り出されました。

贈答文化でも人間関係を築く日本では、
この義理チョコ文化も会社生活に
"entrench(根付く)"ことになりました。

しかしながら、最近行われた調査によると、
七割の"female company worker(女性会社員)"が
この義理チョコ文化が終われば良いのにと思っています。

もちろん、男性のほうはといえば、
まだまだ義理チョコ文化が続いて欲しいと思っています。

"female boss(女性上司)"という存在が
ほとんど見受けられない日本企業では、
バレンタインデーになるとこのような
"social dilemma(社会的ジレンマ)"が
顔を覗かせることになります。

一部男性たちは"White Day(ホワイトデー)"に
プレゼントを送り返すことでこのジレンマを解消します。

ホワイトデーには男性は女性に
"marshmallows(マシュマロ)"などをプレゼントします。

このホワイトデーもバレンタインデー同様、
"confectionary firms(製菓会社)"が巧みに
作り出した習慣です。

ホワイトデーにはブラジャーやパンティーなどの
"lingerie(下着類)"さえも
"popular gift(人気のある贈り物)"になってしまいます。

【英字新聞】 | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

【児童殺害で名を馳せる日本】

BBC、CNNでもここ数週間ほど
日本で頻発している児童殺害事件に関心が寄せられています。

「女性が深夜に一人でもコンビニに行ける日本」という印象は
少し前から崩れ始めていますが、
「小学生が一人で登下校できない日本」というのは、
来るところまで来たな、という感じがします。

児童が狙われる犯罪の実数は
現在より昔のほうが多いという指摘もありますが、
質の面では相当な隔たりがあるのではないでしょうか。

しかし…、ネガティヴな面も直視しないといけないとはいえ、
目を背けたくなる記事が増えてきましたね…。
【英字新聞】 | 11:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

【カナダの憂鬱なクリスマス】

カナダと言えば、メイプルリーフ。
世界で2番目に大きな国土には雄大な自然があふれ、
いくつもの世界遺産を擁する国家です。

国民性にもどこか余裕を感じさせるイメージがありますが、
政治面では起伏、刺激に満ちています。

ケベック州の独立国家化騒動を
覚えている方もいらっしゃるでしょうし、
1993年の総選挙では当時の与党だった進歩保守党が
169議席から2議席へと、
ダイナミックに議席を減らしたりしています(笑

この時期に不信任案が可決されたことで、
クリスマス、大晦日、元日までもが選挙活動期間という
異例の事態になってしまい、
国民も妙な気分で年を越すことになりました。
【英字新聞】 | 10:25 PM | comments (x) | trackback (x) |